"文学少女"見習いの初戀

久々の感想コーナー。
カテゴリ名を変えましょうかね?

でまあネタバレありなのでMore以下反転でお願いします。
ところで友達の最新記事から来る人ってどれくらいいるんでしょうね?

それでは。





竹岡さんの絵、といえばこの界隈では黄昏色を指すことが多いですが、こちらも忘れてはいけませんね。
と、RSSから来た人への配慮から入ってみました。
以下反転。

個人的には今までの文学少女シリーズの中で一番好きです。
コノハくん頑張ったなぁ、とか新入部員の子かわいいなぁとか。

ただ一番大きかったのはテーマ。
今回のネタ本は近松門左衛門の『曾根崎心中』、つまりは愛と心中の話です。
そのせいか今回は感情移入できる人が多かったです。

一途に先輩を思う日坂菜乃。

愛する人を失った悲しみのあまり後追い自殺をしようとする芦屋朱里。

後悔と罪悪感による苦しみのあまり自殺してしまった松本和。

彼と友達になろうとしてなれなかった三上くん。

多分このキャラクターたちと自分はかなり重なっている部分が大きい。
それは私が特別ということではなくて書き方によるところが大きいのだろうけど、こういう等身大なキャラを見ていると"ああ、自分もこれで間違っていないんだな"と安心できます。
あまり人と話す生活をしていないので不安でたまらない時とかに読みたい感じですかね。

切ない小説との相性がいい竹岡さんの絵がはまっていて良かったです。




「日坂菜乃さん、ぼくはきみが、大嫌いだ」





この言葉を噛みしめて、次が出るまで味わっていようと思います。


それでは。
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by aftschool-student | 2009-08-26 13:19 | 感想文