でんゆうでん

変換すれば伝勇伝。学校じゃ一発では出ない……。
というわけで4シリーズまとめての感想です。
『伝説の勇者の伝説11』『とりあえず伝説の勇者の伝説11』『大伝説の勇者の伝説5』『堕ちた黒い勇者の伝説2』までのネタバレを含みます。

それでもよい方はMore以下反転です。



【伝勇伝】

やっぱりキファいいですね。勿論ライナも、シオンもフェリスも。やっぱり一番が誰ということはなかったですけど、全体的に嫌いなキャラが少ない。あえて言うならフロワード(風呂ワードって……)やヴォイスかな。あ、いやでも出てくるだけ嫌い度は高いのか?
んでもって作品の内容ですね。大体は伝勇伝1巻のあのレポートに集約されていると言っていいんじゃないでしょうか(私にとってですが)。昼寝をしていれば誰もが幸せになれる世界、ライナもシオンもレファルも望んでいるけど、それを達成するにはどうしても戦争が必要になる――。神々に作られたようなこの世界で、一体どうやって争いのない世界を作り上げるのか、特に後半はそんな話ですね。そしてわかりました、嫌い気味な訳。フロワードもヴォイスも平和を望んでないんですね……。
作風としては滅茶苦茶読みやすい。読み始めるまでは暗いんだよな……、と思っていてもところどころにちりばめられているギャグが救ってくれます。改行も多くてすらすら読めて、続きが気になる構成になってるからやっぱり読みやすい。上手く作ってあるなあ、という感じです。かといってあっさりしすぎてもいませんしね。問題と言えば大量の擬音で安っぽく見えてしまうことでしょうか。でもあれは作風ですからね。
あとはあとがき。あそこまで連続刊行という言葉が躍り狂っている人を私は他に知りません。6か月連続刊行とか他の人にはできませんよ……。いつ天ですけどね、3冊分は。そして息つく間もなく4カ月連続……。シオンだ、シオンがここにいる!
まあそんな話は置いておいて、私は好きです、この話。大きな夢を持っている人間が悩んでいるのがいい。野望と、自分の心の矛盾に苦悩している姿にものすごい親近感がわきます。私は大きな夢なんて持ていませんが、悩んでいる姿はやっぱりいいですね……。喜ぶものではないですが彼らの姿を見て何かを学ぶ必要はあるんじゃないかな、とは思いました。
忘却欠片や忘却神器(あってたっけ?)といったものの力は強大で、いかにして犠牲を出さずに行うか、これからが見所なんでしょうが……、金がねえ、金がねえよおおおお!
出過ぎるのも困ったものですね。
そんなところでしょうか。
それでは。

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by aftschool-student | 2009-10-09 12:36 | 感想文